思い出日記4

思い出日記4

才能なし

 

わたしはなにかの中毒者みたいに

心の快楽を求めて、別れた女のSNSを訪問する男。

 

かなしみと切なさと、どうしようも無い自分を無慈悲に切り刻むどうしようもなさと相反するように輝き続ける元カノの眩しさの差異が同じ幅で刃物を這わせたみたいに心に跡をつける。

人の気持ちがわからないから今更何を言えばいいかわからないけど

俺も向こうもお互いを必要としない時間を平等に過ごしたに違いないのでそれ以上踏み込まないようにしている。

私が心から嫌っていた父親の気持ちを考えてたら考えても正解は見つからないのと同じように心の正体など、本人の言葉で満足する以前の段階で量り知る事などそもそも無理な事なのだよ。心なんか今更知るか。

という感じでいますけども。

何もかもクソッタレだ。

だけど、世を儚んでクソッタレというわけじゃないよ。

私よ、がんばれ!

という気持ちを込めてのクソッタレですよ誤解なきようお願いしますね。

なんかいろいろあるけど。

とはいえ、毎日ご苦労さんです。

とはいえ生きてて、恋をしてご苦労さんです。

幻を愛したの〜。やな。