思い出日記4

思い出日記4

約束

 

あまりにも消極的で情けない事を吐き出してしまうと、もう、人と約束するのは、とことん避けれるだけ避けて行こう。

と思いながら電車に乗ってたとき、どんどん家とは真逆に走っていくうちにだんだんだんだんと、じぶんの虚像が剥がれ落ちて、空っぽの味もついてないポップコーンみたいな骨格をこの世に留めて生きてるのが不思議に思えた。

 

そんなこんなで、千葉での仕事を終え、帰路の途中に寄ったスーパーで酒を買った時の話である。

列の一つ前の女が酒を買うのに年齢確認をされている。

年上かな、とも思っていたが、俺の時はされなかった。

そうゆうこと。ひひん。

30歳を恨んだってなんにもなりゃしないのに、

 

さ。