エアコン、君は正しい。
蝉の喧騒を切り裂いてペタペタ帰ってきて部屋の引き戸を開けた瞬間に思うのだった。
鞄おろして上の服脱いでズボンを脱いだ時、ペラペラで軽いのにすぐに破けそうなわけではないこの季節共に過ごすのにこんなに心強い相棒はないよ。と言ってやりたくもなるユニクロのズボンも、君は正しい。
思えばこの世界はこのように無数の誰かが作ってくれた正しいでできてるんやなぁ。
その構造自体がもはや正しいやん。
正しくないのは俺だけか〜。なんていつも通りの事を定型的に思ったりして一人でなお恥ずかしいのであるのよ。