思い出日記4

思い出日記4

しらない

 

地下鉄の階段に吸い込まれて行く僕の姿を君が知らないのと同じように

君がどの景色に身を委ねているのかをおれは知らない。

君がこの世に生きていることは立派にぼくを支えているのにな。

 

だけどまぁいいんだ。いいんだそれで、

切ない気持ちの先にあるものなんて、

例えば泳いでいる魚を獲っていますぐ火にくべて焼いてしまおう。なんてそんなことに似ている気がするよ。

ぼくがぼくでいて、君が君でいる事の他に何が必要だろうか。

酔っ払ったら麺類が食べたくなるね。