思い出日記4

思い出日記4

また宮古島

寝ても覚めても宮古島

 

もーーーーーーいいよ。宮古島は。

わかったよ。素晴らしいよ。

 

 

 

何してんだろうなーーーーーー。

って感じ。

 

 

でもねぇ、

嫌な事から逃げてばっかいても同じような事繰り返すんじゃないか。って思って。

変わりたかったし変えたかったし、

なにを?って感じだけど。

 

ヒロトも無い階段は踏めない。

って言ってたし。

と思って。

ある階段は踏もう。

って思ったんだ。けどね。

 

ほんっと、

なにしてんだろうなー。

って感じ。

 

こんなところで。

 

まぁ家作ってるんだけど。

 

作るって言ってもほんとに廃墟だから

そこから家を作り直すにはまず、

瓦礫をなんとかしなくちゃいけない。

庭に生え散らかした木々もバッタバッタなぎ倒して、片っ端から燃やしていく。

 

使えない木材はバールで引き剥がして

余計なコンクリートは電動のすごい重たい機械でぶち壊していかなきゃならない。

そしてその壊した瓦礫も運んで、

積んで、移動させて、

ってしなくちゃなんない。

 

全然家作ってない。

 

 

しかし地道にやるしかないのだよ。

我々には巨大な資本もなければ機材も人員も限られているのだ。

 

もくもくと作業をした後はめしだ。

これもまた一作業。

 

焚き火だからね。

 

まぁ、もうそれはいいか。

 

 

それにしても、

木を切りまくっていると、

虫がぶわぁーーーって飛んできたり

蜘蛛やカエルがうわぁーーーーーって逃げて行ったりするの。

 

小さな生物たちの家を予告なくぶち壊しているの。毎日。

やってる間に、

なんとなく言い訳がましい感情が生まれて来てね。

我々も仕事だから仕方ないのだ。

なんていいながら。

人類の歴史の中で自然と共存してた時代だってあったじゃないか。知らないけど。

その時だって木は切ってたじゃないか。

燃やしてたじゃないか。

 

とか言って。

 

なんだそれ。

って感じだよね。

 

木の枝によく見るとびっしり小さな羽を畳んだバッタと蝶の間みたいな虫が止まってて

木を切るといっせいに飛び立って

パタパタしたと思ったらおれの身体中にしがみついて来る。

それがほんとに気持ち悪くて嫌なんだけど同時に木を切るんじゃないー!!

って一斉に言われてるみたいで申し訳なくなっちゃった。

 

まぁ切るけどね。

 

燃やすしね。

 

生き物と家の関係は切っても切れないんだよね。

あいつら、隣の家の木にはやく行ってほしいな。

そんな簡単な事じゃないのかな。

 

 

生きとし生ける物に

尊敬と尊重を持ってね。

わかんないけど。

東京で暮らしてたら湧かない感情だね。

 

動画の編集もひと段落して

さぁ寝よっかな。って思ったら

てっぺいくんから電話が来た。

どうだいー。

って言って。

 

嬉しかったなー。

はやく浅草に帰ってみんなで銭湯行ったり居酒屋に行ったりしたいよー。