思い出日記4

思い出日記4

りじゅむ

 

だいたい午前中に目が覚めて、昨日の酒や、酔っ払って食べたパスタなんかの重さがお腹に残っていて、その重さを言い訳にして寝転べるだけ寝転んでマンガを読み続けたりして、昼過ぎになって、

何でも良いからあるもの食って、また寝て、何もかも嫌な気持ちで目覚めたらもう21時も過ぎていて、外は真っ暗で静かで、丑三つ時にワープしたみたいに寂しくて孤独でなんでがんばれないんだろう〜とか思いながら、かるーくランニングして風呂入って、

1時間か、2時間スタジオに入って、

また2時間くらい路上で歌って、

誰かに酒もらって、酔っ払って帰ってまた振り出しに戻る。

 

夢もロマンもあったもんじゃないな。苦しいよ〜逃げ出したいよ〜

といいつつここが逃避の最終地点であったりするのだ。

涼しくなってきて髪の毛の鬱陶しさが軽減されてきていい感じ。

 

もっともっと頑張らなきゃ。

ってなんなんだろうな。

頑張ればいいって話じゃないんだけど、

頑張らないと手に入らない態度ってものがあってその態度が結果につながったり、もちろん頑張らなきゃ身につかない実力もあって、

まぁ、前向きになれるならなんでもいいんだよ。前向けってはなし。

 

呑気

 

嫉妬や束縛心を剥き出しにした恋愛しかしてこなかったので、もうそうゆうの、やめよう。

と日々無機質に思ってはいるのだけど、特に何かあったわけではなくむしろ何もなさ過ぎるからそうなのかもしれないのだけどいったい全体俺自身が嫉妬や束縛の類から離れた地点でそれを正しく恋だと認識して愛に結びつける事ができるのかどうか。もしあったとして。あったとしてだよ。面白がれるのかしら。

病気と言われてもしょうがないくらいにあの自分の体ごと灰になってしまうんじゃ無いかと思うほどのジリジリと狂わされる感じ、吊り橋効果とたぶん似た成分のドキドキの魅力にまた落っこちてしまうんじゃないかと、ヒヤヒヤしてから初めて開始されるんじゃないの、恋なんてとか思って、まだ子供だなぁ。と自分で自分を冷静に分析してるフリとかして、無職を過ごしている。何もかもまだまだ笑われもしないな。

 

好きだった女の人みんな元気かな。

 

誰かに恋してる間誰かに寄り掛かってる間それはそれは楽しかったし、楽だったんだよな。正体も把握しないで呑気なものだった。

普通と普通

平凡な一日の途中でたまに起こるハプニングが小さいくすっとした笑いをもたらして終わったりする場合と、世にも恐ろしい悲劇を結末として発展してしまう場合などがあって、

自分も含めて日々何事もなく、ってゆうのがどれだけの事か想像してひゅっとする。

福岡県の保育園で送迎バスに男児が取り残されて死んでしまうという事故が起きた。

この事件の本当に恐ろしい所と、悲しい所は、

なんて事ない小さなハプニングが導いた事故だという事。

強盗に押し入られて刃物で刺されたり

自暴自棄になった通り魔の犯行であったり、

大きく言えば戦争であったり、角度を変えて少し忘れてしまう事があるけれど立派な凶器である事を自覚するべき物として免許の所持が義務づけられている自動車の事故であったり、そうゆう、そら、そうなるわ。と思える場所がどこにもない。

朝、普通に出勤してバス乗って仕事してた人が起こした小さなミス、子供にとってはハプニングが、命取りになったという事がどれだけ恐ろしいか、母親の息子が今日は来てませんよ?と言われたその時の心境を想像してゾッとしてた一日中。

世の中にハプニングは無数に起きてて人が構築している文明の中でその一つ一つに誠意や悪意もその他いろいろな小さくても感情や意識が乗ってるわけじゃなくて、ただただ、無意識、無自覚な物も存在してて、それによって命を失ったりもする。という事が本当に恐ろしい。

普通と普通が起こした悲劇ほど救いがないんじゃないかと思った。

だけど遺族の方たちにはいつかでいいからなにか救いがあって欲しいと心から思う。思ってるだけ。どうか。

 

 

正しさ

エアコン、君は正しい。

蝉の喧騒を切り裂いてペタペタ帰ってきて部屋の引き戸を開けた瞬間に思うのだった。

鞄おろして上の服脱いでズボンを脱いだ時、ペラペラで軽いのにすぐに破けそうなわけではないこの季節共に過ごすのにこんなに心強い相棒はないよ。と言ってやりたくもなるユニクロのズボンも、君は正しい。

思えばこの世界はこのように無数の誰かが作ってくれた正しいでできてるんやなぁ。

その構造自体がもはや正しいやん。

正しくないのは俺だけか〜。なんていつも通りの事を定型的に思ったりして一人でなお恥ずかしいのであるのよ。

そしてどこや

最寄りの駅から電車に乗って新宿で乗り換えをする時の話。

幾度となく乗り換えは経験しているはずなのだけれどすくっと降りてキョロキョロと矢印の看板を探してしまう。

すぐに思い出せないのはたぶん、おそらく、深層心理において記憶してなるものか。と把握を拒絶している節がある。という事に気がついた。

それは街に浸って日々埋没して行く自分という存在を溺れさせない為にしている防衛のような物なのかしらないけどなんとなくそんなことを思った。そして小田急線どこや。

 

 

 

 

 

 

目の前

 

今日目の前でマッチングアプリの待ち合わせを見た。

ツーブロクの、サングラスの、だっさいエグザイルみたいなヤンキーと、

ダンサーのギャルみたいな女のはじめましてー。が聞けた。

 

ああゆう人種もマッチングアプリするんだな。

するかそら。

 

セックスかぁ。するか、そら。

 

世界で一番どうでも良い事を言うと

おれはマッチングアプリはやらない派である。

というのもこの手のアプリは2011年にやり尽くしたので、圧倒的に分母にあたる人口は増えたとしてもコミュニケーション能力による出逢える人種というのはたかが知れていると言うことがわかっているからである。

さらにやはりおれはLOVE至上主義だし天邪鬼なので、みんながやってるそうゆうの、全然運命的じゃないし、否定したい。

という感じ。

簡単に体の関係になって一瞬満たされた気になってるだけだし。

仮に本気の恋愛に発展してる奴がいたとして、

そいつはとうの昔に恋愛のロマンを捨てた現実主義者のコンビだから俺とは考えが合わないので興味がない。

えー、とは言えマッチングアプリ使ってた人だよー?嫌じゃないー?とは言わないけど流石に。嫌じゃないんかなみんな。端的に言うと

マッチングアプリとかやんない女の人が好き。

ってだけの話だけど。

メロコア好きな女は嫌いとか、

メロコア好きな男は嫌いとか

そうゆう次元の話し。メロコアがおれに何をしたって言うんだ!

 

本格的に夏、目の前が日々鮮やか。おれは300日この時を待っていた。まぁ日中はほとんど部屋にこもってるんだけど。カーテン越しの夏。

エアコン越しの夏だって立派な夏。