思い出日記4

思い出日記4

どうして

どうしてこんなに寂しいんだろ。

食べたくないのにご飯食べた。

スーパーで半額の鮭を買ったから

焼いて食べた。

その前に牛乳をたくさん飲んだらお腹いっぱいになったのに、鮭が腐るのが嫌だから焼いて食べた。

食べ終わった後は満足感じゃなくて、

やっぱりいらなかったなぁ。という感情。

鮭もそんなことなら食べてもらわなくて結構でした。とでも言うかもしれん。

 

おれは他人の気持ちがわからない。

おれは他人の気持ちを知りたくない。

おれはおれの世界にとじこもって

醜いブタになる前にこの世とおさらばしてしまいたい。

おれを生んだ母さんも俺と育った兄弟も俺を殴った親父も俺を守ったじいちゃんも俺の大好きなばあちゃんも俺も俺はずっと何もかもに満たされてた。

ひねくれて歪んでしまった。

こんにゃくみたいにグニャグニャで、ずっともう何年も恥ずかしい。

人前で堂々としていい人間じゃない気がしてずっと真面目になれなくて毎朝遅刻している。

体が弱くて

意思も弱くて

女に甘えて生きて苦しみから逃げてばかりいて達成できることなんて一つもない。

猫だけが寄り添って

毎日ずっと猫だけが寄り添って

俺には猫だけが寄り添って

猫だけが寄り添ったあと

俺だけが残った時何が見えるんだろうか。

猫だけはほんとに何を考えてるのかわからない。

猫は言葉が違うから伝わらない。

 

寂しい。えいえん。