思い出日記4

思い出日記4

愛してもらってたこと。

あの時は許せなかった
沢山の事も今じゃ
取るに足らない事の
ように振る舞えるのにね

あの時は信じられなくて
ほんとにごめんね
取るに足らない事も
ずっと拭えずにいた

押し寄せる言葉の波に
心も飲み込まれて

泣いて暮らしてた日々は
人知れず解かれて行くよ
恋しくて辛かったけど
君に愛してもらってたこと

早く起きてきて
朝ごはんを作って二人で食べた日
眩しくて目をこする君の
肩、白い日差し

揺らめいてかすみ行きながら
心に折り重なって

まるで二人だけ
止まった時計の針を戻すように
バカだから守れなかったよ
寄り添う二人のこと

泣いて暮らしてた
日々は人知れず解かれて行くよ
恋しくて辛かったけど
君に愛してもらってたこと
忘れないいつまでも