思い出日記4

思い出日記4

休んだ。

朝、行きたくなくて仕事休んだ。

というより、起きれなかった。

ま、起きる気もなかったのだけれど。

 

軽井沢まで来て何してんだ。

って感じだけれども、

 

今、古い旅館を買い取った寮とは名ばかりの立派な客間に一人布団の上でスーパーカーのスリーアウトチェンジというアルバムをiPhoneから垂れ流して聴いている。

iPhoneの小さいスピーカーから漏れ出るだけの音なんかシャカシャカで頼りないんだけれど、

もしイヤフォンを経由して大きな音で取り入れたらたぶんきっと泣いてしまうだろう。

 

この美しいアルバムは、

前別れた彼女も好きなアルバムだった。

エレキギターなんて、歪ませたらガリガリしてうるさいはずなのになんでこんなに美しいんだろうね。

 

頭の中で様々な言い訳が溢れ出る。

どれもこれも道端で拾ってきたようなパーツだから、脳内のジグソーピースは上手く埋まらない。

そうだ、ほんとに身も蓋もない。

行きたくなかったんです。

としか言いようがない。

 

無責任も通り越してだだ子だよこれじゃ。

何才だよ。

って話なんだけれども、

 

いかんせん、そうだ。

 

もう、明日も行きたくねえな。

くらいの感じだ。

 

寮、変えてくれないかな。

休みもいらねえよ。

おれこんなとこ一人でいたらダメだほんとに。ダメになっちゃうわ。