思い出日記4

思い出日記4

君がいてピアノがあって

 

今社会は新型コロナウイルスの流行でてんやわんや。

国民は休業、補償の問題と、リスク回避の難しさに辟易している。

 

3月の中頃に彼女ができた。

好きだった女の子が今はほとんど毎日隣にいる。

 

これで、たぶん俺はけっこうな年数の運を使い果たしているように思う。

 

花みたいに綺麗で

天使みたいに清潔で

子供みたいに癒しがあって

俺はこの人と会うために生まれてきたんだと口から出てしまいそうになるほど可愛い人。

何かが狂ってラッキーが続いてるだけかもしれないし、コロナのせいかもしれない。

俺がこの子を独占している間、世界の歯車は狂いつづけるのかもしれない。

 

似たような話をどこかで見たな。

と思って思い出した。

 

劇場版うる星やつら2【ビューティフルドリーマー】だ。

 

あたるや、学校の友達と、ずっとずっとずーっと一緒に楽しく暮らしたいと思っていた、ラムの夢を現実化してしまい、ラムとその周りの世界以外の時間は止まり荒廃してしまう話だ。

これと似たような魔法みたいな何かがおそらく自分の身に降りかかっている。

と、思ってしまう程にもういっぱいいっぱいである。

自分自身が自分と自分の好きな女の子に惚気殺されるんじゃないかと思う。

 

愛はこんなにも恐ろしいものだったんだね。

 

思えば大切な事を見失い続ける人生だった。

それは、単に人と別れた、とかいう話ではなく、自分自身の問題の話だ。

人として持ち続けなければならない物、それをぶん投げてここまでやってきたように思う。

 

まぁ、そんな事はどうでもいいか。

とにかく今は新型コロナウイルスが怖いし、歌をあまり歌ってないせいか、鼻歌が増えた。

 

鼻歌を歌う時、もうすでにある歌をなぞる時と、ぼんやり作曲している時がある。

どちらも楽しい。

 

日記を書こうと思ったんだけど全然日記じゃないな。

日記なら朝書く物じゃないだろ。

 

終わった一日の細かい事なんてもう時の彼方に消えてよし!

て感じだから、物忘れがひどいのかしら、と思って日記を書こうと思ったけど、

やはりめんどくさい。