思い出日記4

思い出日記4

なんだかんだ人に会ってる。

美しい人は孤独なんだ。

 

女優をしていた彼女は家族以外の人間とあまり頻繁に深い付き合いをしていないように見えた。

その頃おれは、特に心の底から通じ合っていない人と、とにかく数をこなすように、いろんな人と会っては中身の無い会話のコツを練習するみたいに心を使っていた。

なんでかはわからないけど、心の隙間をそれで埋めてたのかもしれない。

だけど、それは深いクリエイティブな所では全く必要ない能力であったし心の使い方だったんだ。と、穿った見方を今してて、なんで今そんな視点を変えると失礼にあたる恐れもあるような穿った見方をしてしまっているのかというと、それは、選択肢を減らす。という目的がある。

昔から、機能が多い機械が嫌いである

全ての機能を満遍なく使えないともったいないのではないかと思ってしまうからである。

 

美しい人は孤独なんだ。

クリエイティブは孤独なんだ。

という所から、自らを孤独に追い込んで行くための穿った見方。と言える。

 

無駄なんだ。と言い聞かせて。

だけど、必要なんじゃないか。

と迷ってたりして。

 

ずっと寂しいんだけど、

なんだかんだほぼ毎日誰かには会ってるんだよね。

 

だけどずっと空っぽなのはなんでだろね

足りない足りないだらけだ。